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大陸最北端のエンデに向かう旅の途中、フリーレン一行は、北部高原を超えるために必要な一級魔法使い試験に臨むことに。しかしフリーレンは不合格となってしまいます。
この記事では、フリーレンが一級魔法使い試験に不合格となった理由について考察していきます。
この記事で紹介する内容
- 一級魔法使い試験とは?
- 一級魔法使い合格キャラは?
- なぜフリーレンは不合格となった?
- 一級魔法使い試験は漫画の何巻から何巻まで連載?
フリーレンが不合格となった一級魔法使い試験とは?
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
新たな仲間フェルン、シュタルクと 共に、“魂の眠る地(オレオール)” を目指すフリーレン。
旅の途中の北部高原は、狡猾な魔法を使う魔物が多く難所でした。そのため北部高原を通行するには、一級魔法使いの同行が必要でした。
一級魔法使いになるためには、一級魔法使い試験に合格する必要があります。
一級魔法使い選抜試験とは大陸魔法協会が主催している魔法使いの昇格試験です。
3年に一度、魔法都市オイサーストの北部支部と聖都シュトラール本部の2か所で開催されており
5級以上の魔法使い資格を持つ者が受験することができます。
- 3年に一度開催される
- 受験資格に五級以上の魔法使いの資格が必要
- 合格者には北部高原への立ち入りが許可
- 大魔法使いゼーリエから一つだけ望みの魔法を授けられる
一級魔法使い選抜試験は合格者が出ない年が多く、死傷者が出るほど難関な試験です。
ただし、試験官によっては無意味な死者を出すことを良しとしない考えを持つ者もいます。
大陸魔法協会には六~九級の見習いの魔法使いも含めて全体で約2,000人程の魔法使いが所属していますが、
長寿エルフのフリーレンは魔法使いを管理する団体は頻繁に代わるからという理由で、魔法使いギルドには所属していませんでした。
ちなみに、フェルンは3級の魔法使いの資格を保持してます。(3級を取得したのは試験の日程が一番近かったという理由でした)
フリーレンが不合格となった一級魔法使い試験の内容
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
一級魔法使い試験(第一次試験の内容)
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
第一次試験の内容は、試験区域に生息する隕鉄鳥(シュティレ)という鳥を捕まえるパーティ戦でした。
第一次試験の合格条件は以下の通りです。
- 明日の日没までに隕鉄鳥の入った籠を所持していること
- パーティ全員が揃っていること
フリーレンはラヴィーネ・カンネと3人でパーティを組みます。
隕鉄鳥(シュティレ)は音速を超えて高速で飛ぶ鳥で、魔力に対してとても敏感です。
おまけに魔力をほとんど持っていないせいで、受験者の魔力探知で検知できません。
魔力探知の通用しない獲物を捕獲する、つまりは捕獲できるかどうかは運任せ。
結果的に第一次試験は、隕鉄鳥の争奪戦に見せかけた対人戦でした。
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
フリーレンたちは、作戦で区域内のほとんど水場に魔力を吹き込みます。
隕鉄鳥(シュティレ)は魔力に敏感であるため、魔力を感じる水場に近寄らないからです。
そこでフリーレンたちは、意図的に魔力を吹き込まなかった水場で、隕鉄鳥(シュティレ)を待ち伏せするのです。
フリーレンは、近寄ってきた隕鉄鳥(シュティレ)を”鳥を捕まえる魔法”で見事に捕獲することに成功し、一次試験を突破します。
一次試験には、計6パーティーの18人が合格しました。
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
一級魔法使い試験(第二次試験の内容)
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第二次試験は、北側諸国の零落の王墓で行われます。
その試験内容とは、「迷宮攻略(ダンジョン攻略)」でした。
- 零落の王墓の最深部までたどり着くこと
合格条件はただ一つ。最深部までたどり着くことが条件でした。
そこには試験管である一級魔法使いのゼンゼが同行します。
ゼンゼから挑戦者に「脱出用ゴーレム」が手渡されました。
試作段階ではありますが、瓶を割ることでゴーレムが現れ、迷宮の外まで連れ出してくれるのです。
ゼンゼは将来有望な人材が死ぬことが許容できない平和主義者でした。
挑戦者たちに、負傷などで試験継続が不可能と判断したときは、迷わず瓶を割ってゴーレムで脱出するように言いました。
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零落の王墓が未踏破のダンジョンと言われる理由。
それは、ダンジョンの主が「水鏡の悪魔(シュピーゲル)」だったからでした。
水鏡の悪魔(シュピーゲル)は、賢者エーヴィヒの英雄譚に出てくる神話の時代の魔物で、挑戦者たちの記憶を読み取り、完全な複製体作り出す能力を持っていました。
その魔物が生み出す実体は、実力、魔力、技術をすべて完全に模倣する完璧な複製体でした。
最深部に集まる挑戦者たち。
フリーレンの複製体も、挑戦者たちの中に配置され、ダンジョンの最深部に続く扉の前に配置されていました。
デンケンたちは扉の前まで辿り着きましたが、相手がフリーレンの複製体であることを知り、「突破は不可能」と考え、他の受験者と協力することを決めます。
メンバーたちは、作戦会議により役割分担を決め、それぞれの任務に就きます。
扉は、フリーレンの複製体が守っており、本物のフリーレンとフェルンが複製体と対決することになりました。
また、邪魔が入ると勝機を逃してしまうため、他の複製体は各挑戦者たちが役割を決めて、個別に撃破することに。
フリーレンには「防御魔法を使用する際に、一瞬だけ魔力探知が途切れる」という脆弱性がありました。
この弱点を突いたフェルンが攻撃魔法を放ち、その結果、すべての複製体が消滅し、二次試験に合格することができたのでした。
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
フリーレンとフェルンはお互いを信頼し、複製体フリーレンを見事撃破します。
第三次試験の内容
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
第二次試験の合格者は異例の12名。
例年になく多すぎるほどの人数でした。
大魔法使いゼーリエは、フリーレンが居たために実力に見合わない者までが合格してしまったと見抜きました。
従来通りの第三次試験を実施してしまうと、実力に見合わない者たちは無駄死にとなることを危惧し、ゼーリエ自身が面接により選別することになったのです。
- 大魔法使いゼーリエから合格を言い渡されること
ゼーリエは直感で挑戦者たちを選別していきます。
- ゼーリエに対して魔力の恐怖を感じるもの
- 自分が一級魔法使いになった姿をイメージできないもの
ゼーリエは、魔法使いたちと面接してバッサリと識別していきました。
最終的に以下の6人が一級魔法使いに合格しました。
挑戦者 | 合格理由 |
---|---|
フェルン | ゼーリエの魔力制限の「揺らぎ」を見抜いた能力。 |
デンケン | 相対してもどう戦うかを考えることができた。 |
ユーベル | 言葉を交わさずに合格。ゼーリエの直感。 |
ラント | 面接時に分身を送ってしまうほどの度胸。 |
ヴィアベル | 恐怖心を持たず相対しても勝てないと戦略的に判断できる能力。 |
メトーデ | ゼーリエに小さくて可愛いと発言した度胸。 |
フリーレンが一級魔法使い試験に不合格となった理由
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フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由(その1)
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
ゼーリエは一級魔法使いとして合格する条件として
「一級魔法使いになった自分の姿をイメージできていること」
を受験者に求めています。
その理由は、魔法の世界ではイメージができないものは実現が不可能だからです。
ただフリーレンが、一級魔法使いになった自分をイメージできていなかったのは、他の受験者と異なる理由でした。
フリーレンは自ら、「ゼーリエが望むほどの魔法使いにはなれていない。」と認識しており、他の受験者たちとは一線を画す能力を持っていることは、ゼーリエも見抜いていました。
フリーレンが一級魔法使い試験不合格の理由(その2)
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ゼーリエが望む魔法使いの資質は、「魔法使いとして高みを極める野心があること。」でした。
フリーレンは、師匠フランメに魔族を欺くために魔力制限を自然にできるよう育てられました。
魔力制限により、七崩賢の1人である断頭台のアウラを見事に欺き撃破しています。
>>断頭台のアウラが死亡!自害の理由やフリーレンの強さを徹底解説
しかし、魔族は人間よりもはるかに魔力に対して敏感であり、百年や二百年制限したところで欺けるほど、簡単ではありません。その時間を魔力の鍛錬に使えば何倍も強くなれるのに。
ゼーリエは、過去にフリーレンに対して魔法使いとして「燃え滾るような野心が足りない」と言っています。
しかし熟練の魔法使いの戦いにおいて相手の魔力を見誤ることは死に直結することあり、フリーレンが今まで魔族を欺き倒してきたことも評価しています。
フリーレンは一級魔法使いのレベルを超えていた?
一級魔法使いに与えらえれる『特権』
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ゼーリエは神話の時代から生きるエルフであり、今まで書かれた歴史上のほほすべての魔導書の知識を持っていました。
ゆえにゼーリエは、生きる魔導書と呼ばれています。
一級魔法使いに合格した者にゼーリエが持つ魔法の中から、『一つだけ望んだ魔法を授ける特権』が与えられます。
魔法使いにとって、望んだ魔法が与えられることは「自身の願い」がかなうことと同じくらい意味がありました。
一流魔法使い試験に挑むことは、魔法使いにとって命を懸けるほどリスクがあっても、それに見合うぐらいの十分な見返りなのでした。
ゼーリエのフリーレンに対する評価
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
フリーレンは過去にゼーリエと会ったことがありました。
ゼーリエはすぐにフリーレンの強さを気に入ります。
その場でフリーレンに「望む魔法を言うがいい。一つだけ授けてやる。」と言います。
一級魔法使いに与えられる『特権』を初対面で会話したフリーレンに与えたのです。
フリーレンは「魔法は探し求めている時が一番楽しいんだよ。」と言って断りますが、一級魔法使いの特権を与えるほどフリーレンの魔力が備わっていた証ですね。
まとめ
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
フリーレンが一級魔法使い試験に不合格となった理由
- 一級魔法使いになった自分の姿をイメージできていない
- 魔法使いとして燃え滾るような野心がない
一級魔法使い試験のストーリーは、第4巻の終わり部分から第7巻にわたって描かれています。
一次試験から三次試験までどの試験も印象深い戦闘が描かれています。そして勇者一行時代の魅力的な回想シーが数多くありましたね。
フリーレンは試験で不合格となりましたが、ゼーリエが最終試験の試験官になったことで合格者にも大きな影響を与えました。
ゼーリエとフリーレンの魔法に対する価値観は全く異なりますが、今後の展開が楽しみですね。
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