【重要】SEに普遍的に必要なレビュー時のテクニック

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ソフトウエア開発の現場では、要件定義や設計工程で作成したドキュメントを
お互いに認識の齟齬がないかを確認するレビュー(成果物を確認するプロセス・会議)
が顧客とSE間で行われます。

これまでの筆者がSE歴15年でレビュアーとして、経験してきた中で
開発者として、必ず心得ておくべきレビュー時のマインドについて執筆します。

目次

レビュー時に必要なSEの心構え

SEのレビュー時における心構え

資料構成の工夫・創造(事前準備)

レビューに挑むにあたり、相手にわかりやすい資料の構成・説明する順番を意識して
レビュー資料を準備しましょう。

例えば、詳細設計工程のドキュメントであれば、上位レベルである要件定義、基本設計工程の
資料を参考に抜粋版で一番最後につけておき、相手に配慮した資料構成にするなど
顧客ファーストで、相手が理解しやすい資料準備をこころがけましょう。

打ち合わせで説明する資料も多岐に渡り、量もそれなりに多い場合があります。
そんな時もドキュメントの全体像がわかる上位レベルの資料が1枚あるだけで
顧客は、あっ、今ここ説明してるんだな。全体の中で、今の立ち位置が
自分の頭の中に出来上がります。

あなたの説明が長くなればなるほど、あなたが何を言っているのか
わからなくなります。

だからドキュメントとあなたの話の内容がわかるインデックスのような
見出しがあるととても便利です。

前提・範囲(スコープ)の確認

顧客との打ち合わせが始まると資料をいきなり台本のように読み始め、
顧客に説明していませんか?
またSEとPGとのソースコードのレビューであれば、
いきなりソースコードを1行1行説明しはじめるなど。

少し待ってください。
あなたが、トップギアでいきなり説明を始めても顧客は、
その説明にはついてこれません。

あなたとしては、渾身の力を振り絞って作成したドキュメントを
今から顧客へ説明するので内容もバッチリ把握しているかと思います。
しかし!顧客はあなたの作成したドキュメントのことは普段考えてもいないのです。

顧客にもいろんな仕事があり、こちらの作成したドキュメントのことだけを
覚えてはくれていません。

そこで大切なポイントです。

会議が始まったら、ゆっくりでいいので
今回の会議でレビューする資料の範囲(どの処理を、どこまで説明するか)を
明確に伝えましょう。

まずは相手の頭の中にこれから、あなたが説明するドキュメント(設計書等)の
イメージを膨らませることがとても重要です。

顧客としては、こちらが説明するドキュメントを理解したいですし、
理解できないことが何よりも苦痛なのです。

説明がないまま、突入すると説明する相手は何をどこまで理解すればいいのか?
頭の中に整理がしづらいまま、あなたの説明を聞かなくてはならなくなります。

情報量の制御・フォロー

そのほかにも、

・顧客にわかってもらえるような概念に置き換えて説明してわかりやすく伝える。
・こちらの説明に相手の理解が追いつくテンポで話す。
・相手の表情を見て理解していなさそうであればフォローして、その場で解決する。

など大切なポイントがあります。

まとめ

ソフトウエア開発におけるレビュー時の合意形成

その中でも筆者が一番重要だと考えるポイントは冒頭に説明した
・資料構成の工夫・創造(事前準備)
・前提・範囲(スコープ)の確認
の2点です。

事前の準備、会議冒頭の出だし
この2つがしっかりできていれば、レビューの参加者の焦点が定まり
本来のレビュー目的である、バグの作りこみを摘出し、早期発見・手戻りの工数削減に
つながります。

逆にこれができていないと・・・
 ⇒顧客がSEの説明についてこれない。
 ⇒結果、仕様が理解できないまま次工程に進む。
次工程で、顧客から「いやこんな仕様じゃなかった。」など
手戻りが発生するリスクが発生してしまいます。

今回はSEのレビューを実例として記載しましたが、
プログラマーの方にとってもとても大切なマインドです。

プログラマーはソースコードレビューやテスト結果レビューにおいて
SEと成果物の検証を実施すると思います。

そんな時にも、事前準備を行い、冒頭の説明をSEに丁寧に実施しましょう。
プログラマーにとってソースコードレビューは静的テストです。
レビューの質が上がれば、SEからの指摘もするどくなり、
結果的にバグを摘出してもらえる可能性が高くなります。
結果、品質も上がってWIN-WINですね。

事前に準備が行えて、相手に配慮した説明ができる。
私の経験上、この説明がしっかりできているPGの方は
やはり優秀な方が多い印象です。

工程毎に顧客と合意形成を得るために、とても大切なマインドですので
是非、意識して成果の得られるレビューを実施しましょう。

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