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「葬送のフリーレン」から選んだ名言・名セリフをご紹介させていただきます。
「葬送のフリーレン」の名言・名セリフはどれも心に刺さり考えさせられるものばかりです。
なぜ「葬送のフリーレン」という作品がここまで人気なのか。
その理由はズバリ、心に残る感動的な「名言」が多いからではないでしょうか。
では、一緒に楽しみましょう!
・『第69回小学館漫画賞』
・『このマンガがすごい!2021』男編 2位
・『マンガ大賞2021』大賞
・『第25回手塚治虫文化賞』新生賞
・『全国書店員が選んだオススメコミック2021』2位
【葬送のフリーレン】のあらすじ
葬送のフリーレン / 山田鐘人/ アベツカサ / 小学館
魔王を打倒した勇者一行の仲間である魔法使いのフリーレンが、旅を続ける姿が描かれています。
エルフは他の種族よりも寿命が長く、「時間」の使い方や感じ方が人間とは異なり、10年や50年は瞬く間に感じられてしまいます。
周りの仲間たちが老いて死を感じる中、これまで他人にあまり興味を示さなかったフリーレンが人々を知ろうと旅に出ます。
この物語は戦いの中での成長を追求するのではなく、旅の中で生と死に触れることで登場人物の心情の変化、成長、気づきを描いたものです。
【葬送のフリーレン】名言・名セリフ17選
人間の寿命は短いってわかっていたのに…なんでもっと知ろうと思わなかったのだろう…
漫画【葬送のフリーレン】1巻1話より
魔王を倒し王都へ凱旋して時にみた50年に一度見れる半世紀流星。
フリーレンは50年後に、勇者一行と綺麗に見える場所に案内することを約束します。
再開を果たした勇者一行は50年ぶりに半世紀流星を無事見ることができました。
漫画【葬送のフリーレン】1巻1話より
その後、ヒンメルは生涯に幕を閉じ、フリーレンは大切な仲間の死を通じて大切な人の存在、命の尊さを痛切に感じます。
フリーレンが、魔法書の収集を目的として旅をすると同時に、
「人間のことをもっと知ろう」ときっかけになった名シーンです。
多くの読者が、この場面で、物語の深みや感情移入を体験し、登場人物たちの喪失に感動したと思います。
人生ってのは衰えてからのほうが案外長いもんさ。
漫画【葬送のフリーレン】1巻1話より
勇者ヒンメルの葬儀が終わったあと、フリーレンは魔法収集の旅にでます。そこでアイゼンに前衛として旅に同行することを懇願します。
しかしアイゼンは「もう斧を振れるような歳じゃないんだ。」といって断るのです。
フリーレンはヒンメルに続いてアイゼンもこの世から去ってしまうのかと動揺を隠せないような表情をします。
漫画【葬送のフリーレン】1巻1話より
アイゼンは、そんなフリーレンに、こう言います。
「そんな顔をするなフリーレン。人生ってのは衰えてからのほうが案外長いもんさ。」
ヒンメルに続いて、アイゼンまでもが、この世を去ってしまうのか?と
無駄にフリーレンに心配させないアイゼンの気遣い、やさしさを感じる名場面でした。
あなたの中にも大切な思い出があるとすれば、死ぬのは勿体ないと思います。
漫画【葬送のフリーレン】1巻2話より
フェルンは、幼少期に戦災で家族を亡くし、生きる気力を失い、命を断とうしようとしたところでハイターに出会いました。
その時、フェルンに対して、ハイターが話した言葉です。
ハイターの言葉によって、フェルンは暗闇の中に希望を持ち、人生をあきらめることなく、ともにハイターと暮らすようになりました。
ハイターの言葉が、あどけない小さな生命を守った瞬間でした。
魔法使いでも何でもいい。一人で生きていく術を身に付けることが私の恩返しなのです。
漫画【葬送のフリーレン】1巻2話より
フェルンは戦災孤児で幼いころ、自ら命を断とうとしていたときに、ハイターに助けられました。
ある日、ハイターは病で倒れてしまいます。フリーレンはフェルンに修業を中止してハイターの側にいるように伝えます。
しかしフェルンは修業を辞めようとはしません。
一刻も早くフェルンは、先の短いハイターに、彼から教わった生きる勇気、自分一人で生きていけることを証明してみせたかったのです。
「自分を救ってよかったと、ハイターが居なくても一人で大丈夫だと。」
フュルン一人を残してこの世を去ってしまうことを危惧しているハイターに安心させたかったのです。
こんなに幼い年齢で、ハイターの恩義に報いようとするフェルンのひたむきな心に、胸が熱くなりました。
あなたが私を知ろうとしてくれたことが堪らなく嬉しいのです。
漫画【葬送のフリーレン】1巻4話より
フリーレンとフェルンは旅を続け、交易都市ヴァルムという町に到着します。
そこでフリーレンは手分けして旅の物資を補充しようとフェルンに伝えて、そそくさと一人行動に。
フェルンは、フリーレンの表情から何か隠し事をしていると悟ります。
実は、フリーレンは誕生日を迎えるフェルンのために、プレゼントと甘いスイーツのお店を探していたのでした。
フリーレンは買い物が終わった後、リサーチしたお店にフェルンを誘います。
そこでフェルンにこう伝えます。「私はフェルンのことを何もわからない。だからどんな物が好きなのかわからなくて…」
漫画【葬送のフリーレン】1巻4話より
フェルンは、フリーレンが自分のことを知ろうとしてくれたことがとても嬉しく、フリーレンに対する安心感が生まれた場面でした。
他人が自分のことを知ろうと思ってくれると、とても嬉しい気持ちや安心感が生まれますよね。
自分を理解してくれたり、受け入れてくれたりするって自尊心が高まります。
自分が他人にとって大切な存在なんだと感じるからだと思うのです。
とてもほっこりするシーンでした。
戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ。
漫画【葬送のフリーレン】3巻20話より
北側諸国グラナト伯爵領で魔族リュグナー、リーニェと対峙することになったフェルンとシュタルク。
シュタルクはリーニェの魔力に圧倒され瀕死の状態になります。
シュタルクは師匠アイゼンから稽古をつけてもらい教わったことを思い出します。
「どんなにボロボロになっても倒れることは許さん。」
「強い相手に勝つ秘訣を教えてやる。」
「簡単だ。」
「何度でも立ち上がって技を叩き込め。」
シュタルクは最後の力を振り絞り、相打ち覚悟でリーニェに技を繰り出します。
師匠アイゼンからシュタルクへの戦士として心構えが受け継がれていることがわかる名言でした。
アウラ、お前の前にいるのは、千年以上生きた魔法使いだ。
漫画【葬送のフリーレン】3巻22話より
80年ぶりに大魔族アウラと対戦を果たすフリーレン。
フリーレンは師匠のフランメから、体外に放出する魔力を10分の1に抑えるように言われる。
そして生きた時間のほとんどを魔力を制限して過ごしたフリーレン。
大魔法使いフランメから教わった言葉・・・それは、、
「お前は一生掛けて魔族を欺くんだ」
アウラはフリーレンの魔力を見誤り、「服従させる魔法」(アザリューゼ)を発動します。
アウラが天秤の上にフリーレンの魂を乗せたことを確認し
全力で魔力を解き放ったフリーレンの言葉です。
圧倒的なパワーでアウラを押し切るフリーレンの魔力の凄まじさ。
千年の年月は伊達じゃねぇ!かっこよすぎますね。
この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ。
漫画【葬送のフリーレン】2巻11話より
勇者一行の回想シーンのひとコマです。
魔物を目の前にして、震えるアイゼン。
見かねたフリーレンは、アイゼンにこう言います。
「アイゼン手が震えてる。怖いの?」
アイゼン:「ああ」
フリーレン:「あっさり認めるんだね」
アイゼン:「怖がることは悪いことではない」
この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ。
恐れることや不安を感じることは自然なことであり、それが人間を成長させたり、目標に向かって進む原動力になることもある。
むしろ恐怖が成長や進歩につながる可能性を持っていることを示唆するアイゼンの名言でした。
僕はね、終わった後にくだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ。
漫画【葬送のフリーレン】2巻13話より
人は、困難な状況を経験することで、成長経験を積むことができます。その経験が、のちに楽しい思い出にもなります。
しかしヒンメルは、辛く苦しい旅ではなく、
終わった後に笑い飛ばせるくらい楽しい旅がしたいと言います。
ヒンメルの言葉は、日常で困難に直面したときに思い出すと、一歩踏み出す勇気を与えてくれそうですね。
でも一番の理由は、君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな。
漫画【葬送のフリーレン】2巻13話より
旅の途中、ヒンメルはよく銅像を作ってもらっていました。
フリーレンが理由を尋ねると、
ヒンメルはこう言います。「皆に覚えておいてほしいと思ってね。僕たちは君と違って長く生きるわけじゃないから。」
でも銅像を作ってもらっている本当の理由は・・・
勇者一行のみんなの銅像を作ることで、フリーレンが未来で寂しい思いをしないようにするためでした。
ヒンメルのフリーレンに対するやさしい思いやりを感じる名セリフでした。
この子はいつか魔王を倒すよ。きっとこういう魔法使いが平和な時代を切り開くんだ。
漫画【葬送のフリーレン】5巻43話より
フランメは弟子のフリーレン連れて、フランメの師匠であるゼーリエのもとへ訪れます。
ゼーリエはフリーレンを一目見て強さに感心しますが、「フリーレンに野心が足りない。この子は駄目だ。」とフリーレンにダメ出しの一言。
しかしフランメは師匠のゼーリエにきっぱりと言い返しました。
ゼーリエやフランメのような戦いを追い求める魔法使いには、魔王は倒せないと。
なぜならば、平和な時代を生きる自分自身を想像できないからだと。
魔法はイメージの世界。
自分がイメージできないものは、魔法使いとして実現させることはできない。
師匠ゼーリエはフランメの言葉に、ぐうの音も出ませんでした。
フランメの未来を見抜く『先見の明』がある言葉でした。
困難は大きなほうがいい。ワクワクするね。
漫画【葬送のフリーレン】12巻110話より
北部高原キーノ峠で女神の石碑に触れたフリーレンは、時空を越えて80年前に戻ってしまいます。
石碑にもう一度触れても、反応がなく、帰還方法がわからない。
しばらくは勇者一行に未来から来た事実を明かすことに。
そして勇者一行はフリーレンが未来へ戻る帰還方法を探すことに。
何の手掛かりもなく勇者一行は、途方にくれますが、ヒンメルだけは違いました。
『困難は大きなほうがいい。ワクワクするね。』
困難なことを乗り越えることで、自信や強さを身につけることができます。その経験から得られる喜びや成長は、人生を豊かにしてくれるのです。
ヒンメルの前向きな姿に勇気をもらえますね。
お前が歴史に名を残すのは、魔王をぶっ殺すときだ。
漫画【葬送のフリーレン】3巻22話より
フリーレンの師匠フランメは、魔族を欺くための魔法、闘いのための魔法をフリーレンに教えてきました。
それはフリーレンが、かつて魔族に集落を襲われ、命を落としそうになったとき、フランメに助けられたことに起因します。
フランメはフリーレンが、いつか未来に魔王を倒せるだけの高みにたどり着くことを予知していました。
フリーレンがに目立たず生きるように言います。
表舞台に立つとき、それは、フリーレンが魔王を倒す時だと。
フランメは自らの魔法すべてをフリーレンに託したのでした。
どれほど昔であろうと、どれほど苦難に満ちた人生であろうと、あの幸せな時間は嘘偽りのないものだったのに。
漫画【葬送のフリーレン】9巻81話より
若いころに妻を亡くしてから、職責や立場を理由に、デンケンは故郷に一度も帰ることはありませんでした。
そして、故郷がついに黄金郷に飲み込まれてしまったことを知り、ようやく故郷に帰ることを決意します。
半世紀以上も年月が経ち、変わり果てた故郷を一目見れば諦めがつくと思ったからでした。
妻と過ごした思い出はもうこの地にはないのだと。
例え故郷が黄金に変わり果ててしまったとしても、妻と過ごした大切で幸せな思い出は、
何ひとつとして変わらずに自身の中に存在し続けていることにデンケンは気付きます。
想いってのは言葉にしないと伝わらないんだぜ。
漫画【葬送のフリーレン】4巻29話より
シュタルクがフェルンの誕生日プレゼントを渡し損ねたことで大喧嘩となってしまいました。
ザインのセリフは、言葉にすることの重要性と難しさについて考えさせられますね。
言葉にすることは勇気が必要であり、時には素直になることや自分の本心を表現することが難しい場面もあるでしょう。
しかし、それでも言葉にすることで相手に自分の思いや気持ちを伝えることができます。
勇気を持って自分の想いを伝えることが大事ですね。
僕は魔王を倒して世界の平和を取り戻す。そうすれば偽物だろうが本物だろうが関係ない。
漫画【葬送のフリーレン】3巻25話より
剣の里へ到着したフリーレン達。この里の近くの聖域には女神様が授けたとされる勇者の剣が刺さっており、勇者の剣を引き抜けるのは大いなる災いを打ち払う勇者のみとされていました。
その剣は歴史上のどんな英雄たちが引き抜こうとしても微動だにしませんでした。
そして、魔王を倒した勇者ヒンメルも実は勇者の剣を抜くことはできなかったのでした。
ヒンメルは言います。
いいじゃないか。偽物の勇者で。
漫画【葬送のフリーレン】3巻25話より
魔王を倒して世界を平和に戻すことができれば、剣を抜けなかろうが、そんなことはどうでもいい。
自分が何をなすべきこと一体何なのか、剣を抜くことが目的ではない。旅の目的は魔王を倒すこと。
自分がなすべきことが何なのか、ヒンメルの言葉に勇気づけられますね。
何で今更って思っているでしょ。私は今の話をしてるんだよ。
漫画【葬送のフリーレン】4巻28話より
ザインは、10年前に「戦士ゴリラ」と共に冒険に出る機会を逃したことを悔やんでいます。しかし、「もう遅すぎる」と言い訳を繰り返し、旅立つ決心がつかずにいます。そんなザインに、フリーレンが投げかけた言葉です。
「私は今を生きている」— 勇者ヒンメルならこう言っただろう。
フリーレン自身も過去に取り返しのつかない時間を過ごした経験がありますが、それでも遅すぎることはないと信じています。だからこそ、10年間の後悔に囚われているザインにも変わるチャンスと確信していたのです。
ヒンメルと過ごした旅の時間、そしてこのセリフは、フリーレンにとって他人に伝えるほどの影響を与え、行動を起こすきっかけとなった重要な言葉でした。
【葬送のフリーレン】名言のまとめ
葬送のフリーレン名言のご紹介をさせていただきました。
個人の意見や見解も含まれていますので、まだこれから読まれる方はご参考にしていただければ幸いです。
紹介しきれてない名言もまだまだありますので物語を通して感じていただけたらなと思います。
まだ連載中ということもあり、これからさらに名言が生まれることですが、今回はこの辺で終わろうと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!