思考力を高める11のコツ(ちきりんさんの自分のアタマで考えよう)

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考えたり、思考することに対して苦手意識があるんだけど・・・

会社の上司からもよく「もっと深く考えろ」って
言われたりするよね。

思考力を高めるコツってないかな?

ちきりんさんの本を読めば、
考える方法が具体的によくわかるよ!

この本がおススメな人

・何気に自分は深く考えることが苦手と思っている。
・自分で考えるのをあきらめてすぐに情報に頼ってしまう。

・自分の意見を相手にうまく伝えることができない

わたしも学生のころや、会社員になっても、次のようなことに苦手意識を持っていました。
・ゼミで行われるディベート形式の授業
・就職活動の企業面接で行われたグループ討論
・会社に入ってからの会議(検討会)

物事を深く考え、頭の中に整理して、具現化して話すことがとても苦手でした。

会議でもあまり自分の意見を言えず、常に控えめなポジションにいつも居ました。

そのような悩みを解決してくれたのが
『自分のアタマで考えよう』
という思考法について書かれた本です。

『自分のアタマで考えよう』 を読むと、考えることに対する苦手意識から解放されて、「思考法の技術」が手に入ります。

本記事では『自分のアタマで考えよう』を紹介します。

目次

『自分のアタマで考えよう』 の著者

『自分のアタマで考えよう』 の著者

自分のアタマで考えよう』 の著者は、ちきりんさんです。

「社会派ブロガー」として、とても人気で有名です。

証券会社に就職され、その後はアメリカの大学院へ留学した後、外資系企業にも勤務されています。

社会人経験を経て、2011年から本格的に文筆活動に専念され、日本有数の読者数を誇る社会派ブログ「Chikirinの日記」はご存じの方も多いと思います。

考える力をつけるもっとも有効な方法は、このような視点で時間の使い方を把握し自分が考えることに使っている時間を「見える化」して、それを少しでも長くすることです。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

さらに、

「考える力をつけたい!」と言いながら、本ばかり読んで情報収集に時間を使っていても、考える力はつきません。自転車に乗れるようになりたいなら、自転車についての本を読むのではなく、実際に自転車に乗る時間を増やすのがもっとも有効です。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

ついつい、情報収集に走ってしまい、考えることを放棄してしまっていた自分には、説得力があり、ものすごく納得感のある文章でした。

『自分のアタマで考えよう』 の目次とピックアップレビュー

『自分のアタマで考えよう』 の目次とピックアップレビュー

自分のアタマで考えよう』では、序章から終章まで計11のテーマにより、さまざまな切り口で思考法・ロジカルシンキングについて、丁寧にわかりやすく説明されています。

本記事では11のテーマの中から、序章と第5章についてレビューしていきます。

『自分のアタマで考えよう』 の目次

『自分のアタマで考えよう』 の目次

序章 「知っている」と「考える」はまったく別モノ

第1章 最初に考えるべき「決めるプロセス」

第2章 「なぜ?」「だからなんなの?」と問うこと

第3章 あらゆる可能性を検討しよう

第4章 縦と横に比べてみよう

第5章 判断基準はシンプルが一番

第6章 レベルをそろえて考えよう

第7章 情報ではなく「フィルター」が大事

第8章 データはトコトン追い詰めよう

第9章 グラフの使い方が「思考の生産性」を左右する

終章 知識は「思考の棚」に整理しよう

序章「知っている」と「考える」はまったく別モノ について

知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは、「未来に通用する論理の到達点」です。

私たちは書籍や講義、報道などを通して学んでおり、自分の頭の中に知識として保存しています。なにかを考えろ、と言われたときにそれを頭の中から取り出してくるのは、「他人の思考を頭の中から取り出してくる行為」に他なりません。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

普段、日常から私たちは、ネットやニュースなどを通じて、膨大でさまざまな情報を頭の中に取得しています。

そこで得た情報・知識を、誰かが述べている意見・論調を、そのまま自分の意見として、しゃべったりしていませんか?

まるで、あたかも自分で考えたかのように・・・

タイトルのとおり、「知っている」と「考える」はまったく別モノなのです。

頭の中から知識を取り出してくるのではなく、むしろ知識をいったん、「思考の舞台の外」に分離することが重要なのです。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

知識は過去に誰かが考えた結果や事実。どうしても頭の中にある情報を、自分で考えたかのように錯覚してしまいがちです。

「知識」と「考えること」は別モノである。 頭の中では、常に分けて思考することが大事!

第5章 判断基準はシンプルが一番 について

続いて、迷った時に、私が行動する際の考え方の基準にしている、第5章の「判断基準はシンプルが一番」です。

何かを決める時、選ぶ時、選択肢が多かったりすると判断・意識決定するのに悩みます。

例えば副業で何をするか?選ぶ時も選択肢が多くて悩みますよね。
・プログラミングをやるべきか
・Webライターをやるべきか
・Webデザイナーをやるべきか ・・・etc

選択肢が多く、判断基準が多くて定まらない場合に役に立つのが、

「判断基準に優先順位をつける」という考え方です。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

本書に書かれている考え方で、判断基準を見極め、最も重要な選択基準で、物事を決断するとラクに決められます。

職業選択においても、利益が出るか出ないかで、やる・やらないを決めれば判断は簡単にできるけど、現実的に、選択基準を絞ることは、実際はそんなに単純なことではない、と思うことでしょう。

優先順位の高い基準を選び、その視点だけから選択肢や事象を見ると細部が省略され、本質的なポイントが浮かび上がります。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

さらに、、、

「目標の姿」が決まれば、それを実現するためにどのような判断基準を使えばよいかは、自ずと明らかになります。

引用元:『自分のアタマで考えよう』

選択基準の取捨選択をして

自分にとって、これだけは譲れない物差しを持つこと!

が大事だと思いました。

本書では婚活女子の2つの選択基準や、企業の採用担当者の採用時の選択基準を例にして、判断基準をどのように考えるべきか、わかりやすく説明されています。

まとめ

まとめ

本書にも書かれている通り、1日の仕事の中で本当に考えてる時間ってほんの少しの時間だと認識させられました。

少しでも考える時間を長く持ち、考えること。それが、考える力をつけるポイントです。

本書には他にも、へぇーっこんな考え方するんだ!?っていう有益な思考法がたくさん解説されています。

考える、思考を深く、といったことに苦手意識のある方は是非、手に取って読んでみてください。

普段の行動(思考)を変えていけるおススメの本です。

自分のアタマで考えよう』を読むと、

  • 考えることに対する苦手意識から解放されて
  • 「思考の技術」を身につけることができます。

自分の頭で考える思考法を学びたい人は、必ず読んでおきたい本です。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

『自分のアタマで考えよう』 をオーディオブックで聴くのはあり?

『自分のアタマで考えよう』 をオーディオブックで聴く

自分のアタマで考えよう』は、紙の本を手に取って、じっくり読んでもOKです。

ですが、頭の中で思考をめぐらし、「考える思考法」を学ぶという点では、オーディオブックを聴いて理解する本としても、おすすめできる本です。

なんども繰り返し聴くことで、気軽に復習できて効果的です。

オーディオブックのメリット
  • 聴くことで本の内容が記憶に定着しやすい。
  • 気軽に読書ができて読書量が増加する。
  • 通勤時間にインプットできる。(時間効率UP)

特に会社員の方で時間を有効に使いたい方には、通勤時間中のINPUTにオーディオブックは最適です。移動中、作業中などいつでもどこでも読書ができます。

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