極黒のブリュンヒルデの第2巻は、寧子を始末しに来た刺客「沙織」との闘いが終結します。
さらには別の新たな刺客が送り込まれる展開へ。
当記事では極黒のブリュンヒルデの第2巻のあらすじをご紹介します。
※この記事はネタバレ含みの記事です。
『極黒のブリュンヒルデ』2巻のあらすじ
研究所からの刺客・沙織の魔法『斬撃』により、良太の目の前で体をバラバラに切り刻まれてしまった寧子。
良太は、刺客の隙を突いて背後から心臓を突き刺し、もうひとつの魔法「転時」を使って時を戻すように沙織を脅す。
そして、沙織が魔法を発動してバトルの1分前に時が戻り、寧子の死も無かったことに。
魔法を使った刺客・沙織はハングアップしてしまい、良太は沙織を拘束する。
沙織は、寧子殺害に失敗したためイジェクトされ死んでしまうと怯えていましたが、
ビーコンを外せば何とかなると良太が説得する。
刺客はビーコンを外すふりをして良太たちに襲いかかろうとした、その時、沙織にイジェクトが発動し、刺客は溶けて死亡していまいました。
ビーコンから発出されるハングアップ信号を受信すると、イジェクトを発動が発動する仕掛けだったのか?
結局、製薬メーカーの工場には、鎮死剤は2箱しかなく、もって数か月の延命にしかならない量でした。
新たな転校生小鳥
2巻では、小鳥という名の魔女が登場し、良太の学校に転入してきます。
表面的には天然キャラで、使える魔法は自分と誰かを入れ替える転移の魔法。
どう見ても刺客には見えない。
どうやらBランクの魔法使いで、寧子たちと同様、脱走した魔法使いでした。
佳奈は小鳥が寧子を殺す予知を見ますが、それを良太に教えると今度は良太が小鳥に殺される予知に変わる。
この後、寧子たちを襲う刺客は別の魔法使いであり、小鳥ではなかったことが判明します。
『極黒のブリュンヒルデ』2巻後半のあらすじ
カズミの無線に別の魔女から救援依頼が入いります。
そして、寧子と良太は佳奈が予知した湖へ向かうことに。
次の刺客キカコは口からレーザーを発射する能力を持つ。
カズミに助けを求めた魔女はあっさりレーザーを喰らって死んでしまう。
ここで良太がビームは前方にしか撃てない事と、撃つ前の予備動作を見れば簡単に回避できると寧子に伝える。
そこに小鳥も現れる。佳奈の予知のとおり小鳥が寧子を殺すのか?と思ったが、
小鳥の薬はもうストックが無くて、自分が寧子の身代わりに死のうと思いやってきたのだった。
そして刺客は、寧子を捕獲し、至近距離からレーザーを発射しようとする。
小鳥は自分を街灯に縛り、転移魔法を使うことで、寧子と入れ替わり自らが生贄となることで寧子に恩を返そうとする。
しかし良太の機転で、小鳥の「転移」魔法を使って刺客沙織と小鳥が入れ替わることに成功。
混乱する刺客・沙織の背後から良太がハングアップボタンを押す。
良太・・・「魔法使いたちのお守りは…本当に疲れる…」
『極黒のブリュンヒルデ』第2巻の考察
第2巻の前半、製薬メーカーの工場で沙織が、イジェクトされたとき、得体の知れない生物が現れ、ビーコンに戻ろうとする。良太は、踏んづけて生物を粉々につぶしてしまう。
- この生物は、宇宙人と何か関係するのか?
- 人体実験された魔法使いの能力の根源を成すモノなのか?
にしても、製薬メーカーの工場に送り込まれた刺客・沙織の能力はチートすぎますね。
時を戻す魔法。
いや、空条承太郎のスタンド攻撃、スタープラチナ「時間を止める」を上回るではありませんか?
ダブルAのランクとはいえ、序盤の第2巻でこれだけの能力を保有する魔法使いが登場するとなると
今後新たに送り込まれる刺客はとんでもない能力を保有するのでは?
と思わせる内容でした。